

糖尿病は、耐糖能が低下するメカニズムによって1型糖尿病と2型糖尿病に分類されます。
【1型糖尿病】
膵臓のランゲルハンス島でインスリンを分泌しているβ細胞が死滅することが原因でおこる糖尿病で、ほとんどの場合20歳までに発症します。インスリンがほとんど分泌されないため、毎日、インスリン注射をしなくてはならない病気です。自己免疫の異常が主な原因と言われておりますが、正確な発症メカニズムは明らかになっておりません。
糖尿病の三大合併症といわれるのは、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症です。
【糖尿病性神経障害】
両足先のしびれ、痛み、異常な感覚、さらには同部の感覚が鈍くなり、足壊疽の原因にもなります。他に、便秘や下痢などの胃腸障害、発汗、起立性低血圧、インポテンツなどの自律神経が障害されることもあります。
【糖尿病性網膜症】
網膜は、眼球の内膜を覆っている光を感じる膜のことで、酸素供給のための毛細血管が張りめぐらされています。糖尿病になり、毛細血管がふさがれ酸素の供給が困難な状態になっていくと、その状態を補うため病的な新生血管(新しい血管)が出来ます。新生血管は非常にもろく出血しやすいため、さまざまな眼の障害が発現し、最終的には失明に至る場合もあります。
| 空腹時血糖(mg/dl) | 2時間後血糖(mg/dl) | |
| 正常型 | 110未満 | 140未満 |
| 境界型 | 126未満 | 200未満 |
| 糖尿病型 | 126以上 | 200以上 |
基本となる治療法は、食事療法と運動療法です。これらでも改善がない状態であれば、薬物療法が加わります。
【食事療法】
生活強度により1日の総カロリー量を計算し食事量を設定し、各栄養素のバランスが考慮された栄養指導に基づいて行われるべきです。
【運動療法】
いきなり激しい運動は避け、医師の指示に従って自分に合った適度な運動メニューを作り実行することで、筋への糖の取り込み率を高め、インスリン抵抗性を改善する働きもあると言われております。
北彩都(きたさいと)病院
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